小学校に入ると、休みの日に学校に行く行事が増えてきます。
オープンスクールや授業参観、運動会など…
休みの日に小学校に行くことは、いつもと違うスケジュールです。
スケジュールの変更が苦手な自閉症の子供には、大きな負担になりパニックを起こす原因にも。
次男と四男は特に変更に弱いので、当日になってパニックを起こすことが多く、毎回説得することが必要です。
(パニックを落ち着かせてから説明すると、時間もかかって遅刻ギリギリになることも…)
今回は、自閉症の子供が休みの日にスムーズに学校に行くためのポイントについて紹介していきます。
参考にしてみてくださいね。
予定がわかった時点で伝える
学校行事は遅くても1か月前、運動会はもっと早くわかります。
わかった予定は、とりあえずカレンダーに書いて…で終わっていませんか?
カレンダーに予定を書くだけでは、自閉症の子供には通じません。
予定は、わかった時点で子供に伝えるようにしましょう。
そのときに、一緒にカレンダーに書き込むといいですよ。
定期的にカレンダーを見て、「この日は学校だね~」と伝えるとわかりやすいのでおすすめです。
学校でも先生から早めに伝えてもらうと、子供も納得してくれます。
困ったときの先生頼みですね。
振替休日を教える
休みの日が学校…ということは振替休日があるということですね。
この振替休日も、しっかり伝えるようにしましょう。
長男もこんなことをつぶやいていました。
学校が好きな子ならいいのかもしれませんが、学校に行きたくない子ならなおさらですよね。
休みの日に学校に行くのを嫌がらないようにするためにも、振替休日はセットで伝えるようにしましょう。
カレンダーに子供と一緒に書くのもおすすめですよ。
当日に嫌がっても焦らないで!
前日まで納得していても、当日になると学校に行くのを嫌がることもあります。
そんなときは焦らずに、子供にわかるように伝えましょう。
自閉症の子供は、頭ではわかっていてもどうしても納得できないこともあります。
大人でも、しないといけないのがわかっていてもしたくないときもありますよね?
自閉症の子供なら、なおさらです。
こんなときは、落ち着いて今日は学校があること・何をするのかをもう一度教えてあげましょう。
カレンダーを見ながら、振替休日のこともちゃんと教えてあげるのも重要です。
学年が上がると、休みの日に学校に行く経験も積んでいきます。
経験を積むことで、自分なりに納得してくれるようになりますよ。
当日の朝はいつもと同じスケジュールで
登校の時間がいつもと違うときのスケジュールが、いつも学校に行く時間と違っていませんか?
少し違っただけでも、自閉症の子供にとって大きな変化です。
朝のスケジュールは、通常の学校と同じ時間にいつもと同じことをするようにしましょう。
少しでもずれると、ストレスの原因になります。
朝の用意や起きる時間・準備の時間は、いつもと同じようにするのがポイントですよ。
休みの日の学校は早めに知らせてスムーズに
いつもと違うスケジュールは、自閉症の子供にとって大きなストレスになります。
怒ったり、パニックを起こす原因にもなりますね。
休みの日のスケジュールは、早めに知らせることが重要です。
一緒に振替休日も伝えるようにしましょう。
学校生活をスムーズに過ごすためにも、何事も早めが大切ですね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪