自閉症

自閉症の子供がプールを楽しむためにできること。

暑い日が増えてきて、学校によってはプール開きが終わったところもあるのではないでしょうか?
プールも自閉症の子供にとって、不安なことが多かったり、苦手に感じる子もいます。

天候に左右されやすいプールは、当日にならないと中止かどうかもわかりません。
天候だけでなく、気温や水温にも影響されます。

今回は、自閉症の子供がプールを楽しめるようになる工夫を紹介していきますね。

自閉症の子供は水が好き?

三男
三男
水をさわるのって楽しい!ずっとさわっていたい!

水が好きな三男は、洗面所でよく水を出して遊んでいました。(今は節水に気を付けてくれていますが。)

三男が水が好きな理由は4つあるみたいです。

  • 水の流れる音が好き
  • 水の動きを見るのが好き
  • 水が光を反射するのが好き
  • 水の感触が好き

水の流れる音が好き

水が流れる音って、落ち着きますよね。
風流といいますか…水の音を聞くと、夏は涼しくなりますね。

水は、落とす高さを変えたり入れ物を変えたりすると、さまざまな音を聞かせてくれますね。
いろんな音を出したり、同じ音でも聞き続けるとすごく落ち着くみたいです。

雨が傘に当たる音が好きな子供もいるように、水には魅力的な音がたくさんあるみたいです。

水の動きを見るのが好き

水は、いろいろな方向に流れていきます。
量や勢いによって、水が流れていく道は変わってきます。

いろいろな動きをするものは、とても興味深いみたいでずーっと見ています。
水を手で止めてみたり、勢いよく流してみたり…もちろん、何もせずに見ていることもあります。

水の動きも、自閉症の子供には魅力的に見えるみたいですね。

水が光を反射するのが好き

水は、を反射します。
波ができると、きらきらと輝いて見えますね。

自閉症の子供は、きらきら光るものがとても好きです。
イルミネーションやスヌーズレンも好きですね。

自分が立てた波が光って見えたり、水で濡れた手が光って見えると楽しくなってきます。

水を見ていると、自閉症の子供は時間も忘れてしまうみたいです。

水の感触が好き

水は、つかむことができません。
でも、水特有の感触があります。

水が手のひらを流れていく感触は、とても気持ちがいいものです。
暑い日の水は特に気持ちがいいですね。

夏以外でも、冬はお湯を触ったりしていました。あかぎれが心配でしたが、案の定切れていました。
それでも、水を触ることをやめませんでしたね。

水は好きでもプールは苦手!?

自閉症の子供は水が好きです。
でも、プールはまた別物です。
三男も手で触るのはよくて、体が濡れるのは嫌みたいです。

では、プールが苦手なのはなぜでしょう?理由をみていきましょう。

プールで着る水着が苦手

女の子は、ワンピース型の水着もありますが、男の子は基本パンツのみ
下着みたいで嫌だ!と言い張って、なかなか水着を着てくれませんでした。

ラッシュガードもありますが、「服を着てプールに入るのはダメ!」と着てくれませんでした。
ラッシュガードが抵抗なく着れる子なら、着てみるのもいいかもしれませんね。

体を触られるのが苦手

自閉症の子供は、肌を急に触られるとびっくりしたり、パニックを起こすことも。
これは、触覚過敏といって自閉症の子供によくみられます。
肌が敏感で、少し触るだけでも過剰に反応してしまいます。

ただ触っただけなのに、くすぐられているように感じたり、触られるのが苦手な子もいます。
プールでは肌の露出が多く直接あたる状態なので、触覚過敏がより出やすくなってしまいます。

触覚過敏の子供に接するときは、触るよ~」と伝えてから触りましょう。
あらかじめ伝えることで、びっくりすることは減少します。

どうしても触られることが苦手…というときは、ラッシュガードを着てみましょう。
ラッシュガード自体が苦手なときは、声掛けをして慣れていくようにしましょう。

水に顔をつけるのが苦手

水に顔をつけたり、水の中にもぐったりすることを怖がる子もいます。
顔に水がかかるのを極端に嫌がる子もいますね。

水は、目にしみる!と思い込んで怖がったり、水の中と外で違って見えることが苦手だったり。
自閉症の子供にとっては、些細なことも大きな問題になってしまうこともあります。

プールで顔に水がかかるのが苦手なら、ゴーグルがおすすめです。
ゴーグルが苦手な子もいるので、強制はしないようにしましょうね。

ボディーイメージがしにくい

水の中では、自分の体の大きさや、動かす部位がわからなくなることがあります。
目で見て確認できないのが、大きな原因です。

自閉症の子供は、ボディーイメージが苦手な子が多くいます。
人との距離感がわからなくなってぶつかってしまったり、ボールを蹴るなどの行動ができなかったり。

自閉症の子供が不器用といわれているのは、このボディーイメージが苦手なことが原因です。

水の外でできないことは、水中ではもっと難しいです。
自閉症の子供がプールを苦手だと感じるのは、ボディーイメージがしにくいのも理由だといえますね。

プールは急に中止になる

プールは、天候・気温・水温によって、中止かどうかが決まります。
室内プールならいいのですが、屋外プールなら天候の影響を受けてしまいますね。

当日にならないとプールがあるかどうかがわからないので、学校に行ったら中止だった。
なんてこともあります。

自閉症の子供は、急な変更が苦手です。
特にプールが好きな子なら、中止を受け入れることは我慢をするということ。
次も中止になったら?と不安になってしまうこともあります。

プールが急に中止になることは仕方がないことなので、中止になったときの予定も伝えるようにしましょう。

学校でも、晴れの時と雨の時の予定を伝えてもらうようにします。
低学年の間は、怒ったり泣いたりすることもありますが、大きくなって経験を積んでくると納得できるようになってきますよ。

プールを楽しんで暑い夏を乗り越えよう


泳ぐことは、全身運動です。
筋肉量が少なくても、効率よく筋肉を鍛えることができます。
水中にいて水遊びをするだけでも、体力を消耗しますよね。

水中はボディーイメージがつかみにくいので、感覚を鍛えるトレーニングにもなります。
泳げなくてもいいので、夏限定のプールを楽しむようにしましょう。

今回も読んでいただき、ありがとうございました♪

ABOUT ME
ここそら
ここそら
4人の4人の自閉症児を子育て中の主婦です。毎日がバタバタ…でも、新しい発見と試行錯誤を繰り返しです。日々のこと・不思議に思ったことを少しづつ書いていけたらと思っています♪