自閉症

自閉症の子供は睡眠障害になりやすい!?その原因と改善法。

自閉症の子供は、睡眠障害を併発しやすいって聞いたことはありませんか?

今、うちの長男と次男はロゼレム錠8㎎を半錠服用しています。
もともと、長男だけが睡眠障害に悩まされていましたが、最近になって次男も眠れない日が続き…学校でお昼寝をしないといけない状態にまでなってしまいました。

これまで、睡眠障害と自閉症の関係を知らなかったので、調べてみることにしました。

睡眠不足は体と心の成長剤


睡眠は、成長と深い関わりがあります。
先月、四男の通っている幼稚園でも「睡眠と成長について」の講習がありました。(また機会があれば書こうと思います。)

睡眠って、体の成長だけでなく心の成長にも必要で、睡眠不足でイライラしたり集中力が低下したりします。
睡眠不足で起こる行動は、うちの子にも当てはまることが多くてびっくりしました。

睡眠不足は、発達障害を疑われることもあるくらい深刻な問題です。
日本は世界からみても睡眠時間が短いので、子供の睡眠時間を確保しようと思ったら大人ももっと寝るべきですね!

なんで自閉症の子供は睡眠障害を併発するの?

ここそら
ここそら
なんで自閉症の子供が睡眠障害を併発してしまうの?

これは、私のギモンでした。
うちの子は、小学校の高学年になってから睡眠不足になってきました。
個人差もあると思いますが、下の子たちは寝すぎるくらい寝ています…

では、自閉症の子供が睡眠障害を併発する理由をみていきましょう。

周りからの刺激に敏感

刺激はもありますが、車が通ることによる振動なども刺激になってしまいます。

自閉症の子供は刺激に敏感なので、「こんなことで!?」と思うようなことでも不快に思ってしまうみたいです。

音の刺激

  • テレビの音
  • エアコンの音
  • 扇風機の音
  • ドアの閉まる音 など

光の刺激

  • 電気の明かり(常夜灯も)
  • 外を走っている車のヘッドライト
  • テレビの光 など

これ以外にも、多くの刺激を受けながら自閉症の子供は眠ります。
寝にくいのがわかるような気もしますね。

体内時計がリセットされにくい

体内時計って聞いたことがありますよね。
お昼くらいにおなかがすいたり、夜に眠たくなるのも、この体内時計があるからです。

でも、自閉症の子供は体内時計がリセットされにくいといわれています。
なので、夜になっても寝ることができずに、睡眠障害を併発してしまいます。

みんなが寝ているから寝よう!
と言っても、「眠たくないのに、なんで寝ないといけないの?」と逆に聞かれることもありました。
体内時計って、見えないけどとても大切なんだなぁ…としみじみと思った瞬間でしたね。

嫌なことや不安なことを思い出す

自閉症の子供は、常にストレスと戦っています
学校であったこと、家であったこと、友達と話したこと、学校からの帰り道であったこと…

その日に起きたことではなくても、思い出してしまいます。
楽しいことよりも、嫌なことの方が記憶が鮮明なのかな?と思うくらい。

明日のこと、将来のことを考えて不安になることもあります。
例えば、スケジュールがいつもと違う・もし明日友達に嫌われたら…と思うと、眠れなくなってしまうみたいです。

心配性な長男は、もし明日が来なかったら…もしこのまま起きなかったら…と悪いことばかりを考えていましたね。

睡眠のリズムがつきにくい

多くの人が、寝る時間と起きる時間はだいたい決まっていると思います。
用事があって寝るのが遅くなることもありますが。
自閉症の子供は、睡眠のリズムがつきにくいといわれています。
だいたい、2・3歳頃には睡眠のリズムが確立するそうですが…
うちの子たちは、夜起きる回数が多かったり、毎日寝る時間が違ったりします。(朝は6時に起こします。)

睡眠のリズムがつきにくいと、毎日同じ時間に寝ることができなかったり、夜中に起きてしまったり、朝早くに目が覚めることも。
寝不足にもつながるので、睡眠のリズムはとても重要ですね。

そもそも睡眠障害って?


睡眠障害について書いてきましたが、ここで大きな疑問。

ここそら
ここそら
睡眠障害って何?

睡眠障害って、睡眠不足だけが睡眠障害って思っていませんか?
span class=”marker”>実は、寝すぎることも睡眠障害の一つなんです!

「うちの子、寝ても寝ても眠そうなのよ。」これも睡眠障害ですね。睡眠に関わることをまとめて、睡眠障害とよんでいます。

  • 寝つきが悪い
  • 夜中に目を覚ます
  • 日中に眠たそう
  • 朝の目覚めが悪い
  • 頭痛・腹痛などの体調不良
  • いびきをかく など

これらも、睡眠障害の症状です。

睡眠障害の種類


睡眠障害には、多くの種類があります。
簡単に紹介しますね。

不眠症

睡眠障害と聞いて、一番最初に思い出すのが不眠症
睡眠の時間はあるけど眠れない状態です。
夜中に目が覚めたり、朝早くに目が覚めることも不眠症になります。

過眠症

寝ても寝ても眠たい状態が、過眠症

寝すぎじゃない!?
と心配するくらい寝ますが、この症状が睡眠障害だとはなかなか思わないですよね。

睡眠時無呼吸症候群・いびき

よく太っている人がなりやすいようなイメージですが、舌が大きかったり、あごが小さくてもなることがあります。
いびきも、睡眠に影響を及ぼします。
大きないびきをかいていたら、要注意ですよ!

概日リズム睡眠障害

これは、体内時計が昼と夜のリズムに合っていない状態です。
いわゆる、昼夜逆転の状態ですね。
寝る時間なのに全然眠たくならない・活動しないといけないのに眠たいなど、生活に支障をきたしてしまいます。

このほかにも、運動障害・睡眠時随伴症などもあります。

睡眠障害を改善するには?


睡眠障害の原因がわかったので、それをもとに改善方法を考えていきます。
子供によって睡眠障害になっている原因も違うので、観察することも大切ですね。

周りからの刺激を減らす

まずは、刺激を減らすことからはじめましょう。
周りからの刺激を受けやすい、自閉症の子供ならではの改善法ですね。

たとえば、小さな光でも気になってしまうのなら、アイマスクを使ってみましょう。
アイマスクの締め付けが苦手な子もいるので、様子をみて使うといいですよ。
敏感な自閉症の子供には、アイマスクの肌触りも重要ポイント
お気に入りのアイマスクを見つけてあげましょう。

音が気になるなら、耳栓がおすすめです。
これも好き嫌いがありますが…音が気になるときは、音が聞こえにくい部屋で寝るといいですよ。
道路に近い部屋は、車の音も気になります。
できるだけ道路と離れた部屋で寝るようにしましょう。

寝るための環境を整える

寝るためには、寝るための環境作りも重要です。

寝るための環境は

  • いつも同じ時間に布団に入る
  • 静かな部屋で寝る
  • 寝る1時間前にはゲームや動画をやめる
  • 落ち着くものを持って寝る など

寝る部屋は、決めておくようにしましょう。
毎日同じようにすることで、自閉症の子供は安心して寝ることができます。

どうしても眠れないときには医師に相談を


周りからの刺激もなくしたし、寝るための環境も整っている。
なのに寝れない…こんな時は、医師に相談してみましょう。

睡眠不足が続くと、体にも心にも悪影響を及ぼします。
疲れがとれない・頭痛や腹痛を起こす・イライラする・集中力が低下するなど…

心が不安定になると、睡眠障害はひどくなる一方です。
「医師に相談するとすぐに薬」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
医師に相談するだけでも、親としては安心できるものです。

ちなみに、長男と次男は睡眠不足の影響で学校でも支障が出たので、ロゼレムを服用することにしました。

薬は、用法・用量を守れば怖いものではありません。
少しでも眠れるようになるために、一度医師に相談することをおすすめします。

睡眠障害とうまく付き合っていこう


睡眠障害は、心身ともにとてもしんどいものです。
でも、環境を整えたり刺激を減らすことで少しは改善することもできます。

もし、どうしても眠ることができないときは、医師に相談することも大切ですね。

一人で抱えていても、なかなか改善しないこともあります。
少しでも眠れるように、今できることをするようにしましょう。

今回も読んでいただき、ありがとうございました♪

ABOUT ME
ここそら
ここそら
4人の4人の自閉症児を子育て中の主婦です。毎日がバタバタ…でも、新しい発見と試行錯誤を繰り返しです。日々のこと・不思議に思ったことを少しづつ書いていけたらと思っています♪