今日は、私が自閉症の子供に予定を伝えるときに気を付けていることを紹介していきます。
参考にしてみてくださいね。
自閉症の子は、スケジュールの見通しがつかないと、パニックを起こしてしまうことがあります。
スムーズに一日を過ごすためにも、できるかぎりスケジュールを詳しく教えてあげるようにしましょう。
私がスケジュールを伝えるときに気を付けていることは3つ。
- できるだけ詳しく話す
- 書いて視覚的にわかるようにする
- 変更は早めに伝える
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
できるだけ詳しく話す
必ず伝えておいた方がいいことは4つ。
- いつから
- どこに
- 誰と
- 何をするか
見通しが立たないことは、不安なことです。
少しでも不安を取り除くためにも、できるだけ詳しく話すようにしましょうね。
ちなみに、私は帰る予定の時間も伝えるようにしています。(早く家に帰りたい子たちなので。)
目的や移動時間・用事を済ますためにかかる時間も、わかっている範囲で教えてあげると安心してくれますよ。
もしわからないときは、大まかな時間を教えるようにしましょう。
長引いてしまうとパニックの原因になってしまうので、余裕を持った時間を伝えるといいですよ。(5~10分くらい)
視覚的にわかるように書いて伝える
言葉よりも、目で見る方がわかりやすいので、書いて説明します。
(口頭での説明の方がわかりやすい子もいるので、その子にあった方法を見つけてあげましょう。)
ホワイトボードやノートに書いていますが、移動時も持って行きたいので、携帯できるものがおすすめです。
ホワイトボードは、訂正がしやすいので便利ですよ。
でも消えやすいので、間違って消してしまわないように注意が必要ですね。
用事が終わったら、一つずつ消していくとわかりやすいです。
よく行く場所なら、移動にかかった時間も書いておくと、次に行くときに役立ちますよ。
変更は早めに伝える
あらかじめ予定を立てていても、急に変更になることはあります。
そんなときは、わかった時点で変更を伝えましょう。
言葉では伝わりにくいこともあるので、できれば書いて伝える方が理解しやすいです。
渋滞などで、帰る時間が遅くなりそうなときにも伝えてあげましょう。
一日を楽しく過ごすためにも、スケジュールの伝え方には気をつけたいですね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪