自閉症

自閉症と「生きづらさ」。どんなときに「生きづらさ」を感じるの?

自閉症の子供は、「生きづらさ」を抱えながら生活しているといわれます。

ここそら
ここそら
「生きづらさ」って具体的にどんなこと?

「生きづらさ」を感じることは、いろんな原因があると思います。
それは、自閉症の特徴が大きく関係していて、生きづらさを軽減するには周りの人の協力が必要になってきます。

今回は、自閉症の子供が感じる生きづらさ」について考えていこうと思います。

生きづらさを感じたことはある?

自閉症の子供は、生活するうえで「生きづらさ」を感じています。
家や学校、出かけ先など…ささいなことでも、大きく影響を受けてしまいます。

生きづらさとは、生きにくさ
ほんの小さな問題も、自閉症の子供には大きな問題になります。

毎日ストレスと戦いながら、自信を失ってしまうこともあると思います。
でも自分ではどうしていいのかわからない
こんな葛藤が「生きづらさ」につながっているんだと思います。

わからないことは聞けばいいじゃない。
聞くことができたら苦労はしません。
何を聞いたらいいのかわからないから、余計苦しいんです。

この生きづらさを解消するには、周りの方の協力が必要です。
子供の特性や得意・不得意を理解して、「生きづらさ」を少しでも軽減してあげましょう。

自閉症の子供が生きづらさを感じる原因

自閉症の子供が、「生きづらさ」を感じるのには理由があります。
どんなときに感じるか、どんな風に感じるかを考えてみますね。

対人関係

自閉症の特徴としてよく知られているのが、コミュニケーション能力の障害と社会性・言語性の障害。

人は一人では生きていけません。
対人関係に問題があったり、人と話すこと苦手だったりしたらどうでしょう?
家でも学校でも、どこに行っても常に気を張っていないといけませんよね。

一人でいたい。
でも一人ではできないこともある。
誰かに頼む?どうやって?何を?…

こんな風に、一人で悩んでため込んでしまうこともあります。
人と会うことが苦痛になって、引きこもりになってしまうことも。

人が何を思って何を感じているのかは、誰にもわかりません。

自閉症の子供は、人の気持ちがわからないと思われることもあります。
言ってはいけないことを、平気で言ってしまうこともあります。
それは、言っていいことと悪いことがわからないから。
どんな言葉がよくて、どんな言葉が人を傷つけるのかも教えてあげる必要がありますね。

そして、困ったときにどうしたらいいのかも教えていく必要があります。
「こんなときはどうするか」・「なんて言ったらいいか」を一つ一つ教えてあげることで、生きづらさを軽減することができます。

自分で判断すること・急な変更が難しい

大きくなってくると、自分で判断しないといけない場面が出てきます。
今何をするべきか、自分で考えて行動しなさい!と言われるようになります。

自分で判断することは、とても難しいことですよね。
もし間違っていたら?そもそも何を判断するの?
いろんな疑問が頭の中に浮かんで、思考停止してしまうことも。

生きていくうえで、急な変更も出てきます。
学生の間は、行事でいつもと違うことをしないといけない。
社会人になったら、急に仕事内容が変わったり急に出張や会議が入ってしまうこともあります。

急な変更が苦手な自閉症の子供は、変更を受け入れることが難しくパニックを起こしてしまうことも。

こんな風に、多くのことが困難として降りかかってきます。
困難がやってくるたび、考えてストレスをためてしんどくなって…「生きていくこと」が嫌になってしまうこともあります。
(うちの長男もうつ気味で、自殺を考えていた時期がありました。)

自閉症の子供がうつを発症することが多いのは、生きていくこと自体にストレスを感じてしまうからだと思います。

言われたこと以上のことができない

自閉症の子供は、言われたことはします。では言われていないことはどうでしょう?

次男
次男
言われたことはしたやん!

次男は、言われたこと以外はできません
言われたことをしたのに、なんでそれ以外のこともしないといけないのか
これが理解できないみたいです。

次男
次男
言われたからしたのに、気が利かないと言われた。

言われたこと以外をすることは、とても難しいことです。
自分で考えて動かないといけないから。
私が子供に伝えるときには、してほしいことを全部伝えるようにしています。
そしてできたことをほめる!

ほめることは、子供に自信を持たせるために必要なことです。
自分も役に立っているという自信が、「生きていくチカラ」になってくれればと思います。

刺激をたくさん受けてしまう

自閉症の子供は、いろんなものに過剰に反応してしまいます。

  • 感覚
  • 感触 など

生活していると、どれも身近にあるものです。

生活音や話し声、騒音…音がない日はありませんよね。
話をしているときでも、相手の声と同じ大きさで周りの音も耳に入ってきてしまいます。すべての音が同じボリュームで聞こえてくるのですから、しんどくなってしまうのも納得です。

うちの長男は、常にヘッドホンをつけて音楽を聴いています。
周りの音を遮断できるヘッドホンは、なくてはならない大事なアイテムの一つですね。

太陽の光・電気の光・車のヘッドライト…多くの光は、刺激になります。
光に過剰反応すると、頭痛になったり寝不足になったりします。

自閉症の子供が睡眠障害を併発するのは、光の刺激が原因になっていることもありますね。
この刺激から守ってくれるのが、アイマスク。
好みはありますが、もし付け心地が嫌でなければ使ってみる価値ありですよ。

感覚

感覚過敏って聞いたことはありませんか?
肌が敏感で、寒さや暑さ・風なども刺激になってしまいます。
長袖・長ズボンを好んだり、服の肌触りにこだわりを持ったり…

ほんの少しの刺激でもストレスに感じてしまうのは、この感覚過敏が原因ですね。

感触

みなさん、好きな感触ってありますか?
ふわふわやもふもふ、硬いものやつるつるしたもの…
好きなものを触っていると落ち着きますが、いつも持ち歩くことができなかったりします。

触っていないと落ち着かない。
でも持ち歩くことはできない。
好きな感触のものから離れることも、ストレスにつながってしまいますね。

過度な期待を受けてしまう

自閉症の子供は、発達がデコボコです。
得意なことと不得意なことの差がとても大きく、すべてのことが完璧にできるわけではありません。

あれができるなら、これもできるでしょ?

なんて言われても、できないものはできないのです。
期待をすることはいいことだと思います。でも、過度な期待は重荷にしかなりません。

何が得意で何が不得意か。
周りの方が、これを見極めることも大切だと思います。

生きづらさを軽減してストレスから守る

自閉症の子供が「生きづらさ」を感じるときは、紹介した以外にもあると思います。
「生きづらさ」を軽減するには、周りの方の協力がとても大事になってきますね。

自閉症の子供が「生きづらさ」から完全に脱却することは難しいかもしれません。
でも、少しでも軽減できれば大きな一歩になると思います。

毎日を楽しく、ストレスなく過ごすためにも「生きづらさ」の原因を探していかないといけませんね。

今回も読んでいただき、ありがとうございました♪少しでも参考になればうれしいです。

ABOUT ME
ここそら
ここそら
4人の4人の自閉症児を子育て中の主婦です。毎日がバタバタ…でも、新しい発見と試行錯誤を繰り返しです。日々のこと・不思議に思ったことを少しづつ書いていけたらと思っています♪