最近、次男がよく泣くようになりました。
こんな感じで、なんで泣いているかもわからないことがよくあります。
気が付けば泣いていることも。
今回は、「自閉症の子供はよく泣く?」について考えていこうと思います。
自閉症の子供がよく泣くのはなぜ?
大きくなって泣くなんて…
と思われるかもしれませんが、次男は少しのことでも泣いてしまいます。
「え?それだけのことで?」
と思うこともよくあるくらい、ほぼ毎日泣いています。
自閉症の子供は、自分の感情を伝えることが苦手です。
次男も、自分の感情がまだ理解できていないところもあります。
もし自分の感情を伝えることができなかったら、どうやって伝えるでしょうか?
多くの人は、泣くか怒るかで伝えると思います。
自閉症の子供がよく泣いてしまうのは、自分の感情を表すことができずにいることが原因です。
パニックを起こしてしまうと、もっと言葉にすることが難しくなってしまいますよね。
もし、自分の感情を上手にコントロールできたり伝えたりすることができたら、泣かずにすむようになるかもしれませんね。
泣く以外の感情の伝え方
自閉症の子供は、泣く以外にも感情を伝えようとしていろんなことをします。
- 髪を引っ張る・噛むなどの自傷行為
- 暴れる・物を壊す
- 大声や奇声を上げる
- 人をたたく・物を投げつける など
こんな困った行動が見られたときは、感情を伝えることができずに困っているときかもしれません。
声をかけてもすぐには落ち着かないかもしれませんが、子供の感情に共感することも大切だと思いますよ。
わかってもらえることって、とってもうれしいことですから。
感情を伝える手段を教える
自閉症の子供がよく泣くのは、自分の感情を上手にコントロールできないから。
そして上手に伝えることができないから。
もし、感情を上手に伝えることができたらどうでしょう?
少しは泣く回数やパニックを起こす回数が減るかもしれませんよね。
自分がどんな感情なのかを知ることはとても難しいことです。
だって、目には見えないのですから。
たとえ親でも、子供が何を感じて何を考えているかをすべて知ることはできません。
でも、表情や行動で想像することはできます。
まずは、顔の絵カードを使って今どんな感情かを知ることが大切です。
今どんな感情なのかを大人が代弁して、教えてあげることも。
すぐに自分の感情を理解することはできませんが、少しずつでも成長が感じられるとうれしくなりますね。
大きくなると感情をコントロールできるようになる
感情をコントロールするには、経験が必要です。
怒っている感情を抑える方法を知る。
悲しいときは伝える。
嫌なことは言葉で伝える…
毎日のささいなことの積み重ねで、少しずつ成長していきます。
どうか長い目で見てあげてくださいね。
泣くことは恥ずかしいことじゃない
大きくなって泣くって、恥ずかしいことのように思えるかもしれませんね。
でも、泣くことは成長している証拠。
自分の感情と戦っているんです。
大きくなった時に思い話にできるように、毎日を大切に過ごしていきたいですね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪