今日で夏休みも終わりですね。
長いようであっという間でした。
小学校のお兄ちゃんたちは、もちろん宿題があります!
支援学級なので、少な目ですがどうしてもできない宿題がありました。
今回は、「自閉症の子どもがどうしてもできなかった宿題」について書いていこうと思います。
夏休みの宿題の量
宿題の量ですが、子どもによって違います。
学年の関係もあるかもしれませんが…
量に差があるのは、しょうがないことだと思います。
でも、できれば毎日して同じくらいに終わるような量にしてもらいたかったです。
夏休みのワークってありますよね?
次男と三男は、それぞれの学年用のワークがでました。
でも6年生の長男は、まだ5年生の勉強なのでワークはありませんでした。
そのぶん、プリントがたくさんありました。
学校では解ける問題でも、家では解けないこともあります。
今回の宿題は、ほとんど一緒にしました。
と怒って泣き出すのをなだめながら。
でも、どうにかプリントは終わらせることができました。
できなかった宿題
問題集やプリントは、答えがあるので終わらせることができます。
でも、一言日記はどうしても終わらせることができませんでした。
一言日記が書けなかった理由
- 毎日同じことの繰り返しだから
- 一言ってどれくらいの長さかわからない
- 予定を書くと日記が書けないから、書かなくていい?
自閉症の子どもは、いつもと同じことに落ち着きます。
家でも、あえて同じスケジュールで過ごすようにしています。
次男は、一言日記に「息をした」と書くつもりだったみたいです。
変わったことは特に何もしていない。
息は毎日していたからこれでいいでしょ?
次男はこんな感じに思ったみたいです。
もともと、自閉症の子どもは文章を書くことや気持ちを伝えることが苦手です。
と聞いても、
と言います。
それが重なって、一言日記は3人とも書くことができませんでした。
答えがないものをするって、自閉症の子どもにとって嫌なことです。
ストレスがたまって、パニックを起こして怒ったり泣いたり…
毎日がバタバタと過ぎていったので、夏休みが早く過ぎたのかもしれませんね。
夏休みに宿題は必要?
最近、「夏休みに宿題は必要?」といった内容のテレビを見ました。
私個人の意見は、
「宿題は出してほしい。でもちゃんと答えのあるものにしてほしい。」
です。
「作文や、読書感想文はしてもしなくてもいいよ」では、自閉症の子どもはどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
するか・しないかをはっきり伝えてほしいですね。
そして、苦痛にならない程度の宿題の量を出してほしいです。
夏休みには今しかできない体験を
せっかく夏休みがあるんだから、夏ならではの体験をさせてあげたいですよね。
海や花火、夏祭りやバーベキュー…
行事によっては、苦痛に思うものもあると思います。
私は子どもによっては嫌がることをわかったうえで、予定を入れました。
嫌な思いはしてほしくないと思います。
でも、それ以上にみんなといる楽しさも知ってほしいから。
どうしてもいやな時は、子どもと相談してどれくらいなら参加できるかも聞きます。
こうやって、自分が苦手なことをきちんと相手に伝えることも大切なことです。
どれくらいなら我慢できるかも。
「参加したくないからしない」ではなく、きちんと理由を言えるようになったら本人にとっても過ごしやすくなると思いますよ。
楽しかったといえる夏休みにしよう
「終わりよければすべてよし!」というように、夏休みの最後の日が楽しめたらそれでいいと思います。
いろんなことがあって夏休みが楽しくなかったとしても、最後に楽しめたらそれで十分です。
2学期には、またいろんなことが起きると思います。
でも、子どもはそれを乗り越えて大きくなっていきます。
大人も、子どもに負けないようにいろんなことを乗り越えていきましょう。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪