療育のPT・OT・STって聞いたことがありませんか?
療育には、グループ療育のほかに個別でうけることができる療育があります。
でも、「どんな内容の療育?」って聞かれると返事に困ることも。
今回は、理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語療法(ST)について紹介していきます。
実際に受けている内容も合わせて紹介しますね♪
グループ療育以外の療育
- 理学療法(PT)
- 作業療法(OT)
- 言語療法(ST)
グループ療育は少人数でルールやスケジュールを守って行動したり、同年代の子どもたちと交流して社会性を学んでいきます。
去年、四男はグループ療育で言語を優先した療育を受けていました。
グループ療育でも、言語に特化した療育では言語療法士の先生が入られることもあります。
こんな感じで、グループ療育でも理学療法士の先生や作業療法士の先生が入ることもありますが、基本的には個別での療育になりますね。
理学療法(PT)って?
四男の場合は、足が内股になっているのを少しでも改善するために受けています。
四男が受けている理学療法の内容
- 全身運動で筋力アップ
- バランスボールを使ってバランス感覚を養う
- 簡単な筋トレ
- まっすぐ歩く練習
- 正しい歩き方の指導 など
こんな感じで、全身を使った内容になっています。
四男の場合は歩き方を矯正してもらっているので、歩行についてがほとんどですね。
足底装具を作ったときに、病院の先生から「理学療法を受けたほうがいいですよ。」と言われていました。
前から相談はしていたのですが、予約がいっぱいでなかなか受けることができず…
やっと受けることができました。
https://koko2018.com/kosodate-sokuteisougu/
筋力アップやバランス感覚はすぐに身に付くものではありません。
長期的に療育に通うことになります。
療育内容は、理学療法士の先生がその子にあった内容を考えるので内容はみんな違います。
療育計画も短期目標と長期目標を考えてもらって、その計画にそった療育を受けていきます。
作業療法(OT)って?
理学療法と違って、指先などの細かい作業をメインで行うのが作業療法(OT)です。
発達障害の子どもは、指先が不器用な子が多いと言われています。
うちの子も、四人とも不器用です。
この不器用さを改善するために、作業療法では指先を使った練習をします。
作業療法は、長男が受けていました。
長男が受けていた作業療法の内容
- 小さなボタンをとめる
- はさみの持ち方
- おはしの持ち方
- 塗り絵 など
左利きの長男は、まれにみる不器用さで…何をするにも時間がかかっていました。
はさみやおはしが持てなかったり、ボタンをとめることができなかったり…
幼稚園では、工作の時間が苦痛だったみたいです。
そこで作業療法士の先生に相談して、作業療法を受けることにしました。
作業療法は、本人が嫌がらずに楽しんでできるような内容にしてもらいました。
長男はずっと座っていることが苦痛だったので、途中で運動もしつつ療育をしてもらって。
5歳から受けて、小学校に入学するころには少しは不器用さは改善されてきました。
今でも不器用ですが…どうにか日常生活はできていますよ。
言語療法(ST)って?
発達障害の子どもは、コミュニケーションが苦手な子が多いです。
言葉がはっきり話せなかったり、活舌がよくなかったり。
それを改善するのが言語療法です。
話すって簡単そうでむずかしいもの。
口の筋肉も大事だし、全身の筋肉や指先の器用さも関係があるそうです。
目で見える指が不器用なのに、見えない舌を上手に動かすには器用さが必要です。
特に「さ行」・「か行」は舌の使い方が重要になってきますよね。
今は四男が言語療法を受けていますが、実は三男も言語療法を受けています。
回数は違いますが…
三男と四男が受けている言語療法の内容
- 正しい発音を知る
- 口の体操で筋力アップ
- 鏡を使って舌を動かす練習
- 語彙を増やす
- 会話を楽しむ
二人とも内容はこんな感じです。
言葉が不明瞭で聞き取りにくいと、話すのを嫌がるようになってくることもあります。
だれでも、「なんて?」って何回も言われたら話したくなくなりますよね。
はっきり話すためには、たくさんお話をしないといけません。
会話を楽しむことで、「もっとだれかとお話ししたい!」と思うようになります。
会話って日常の生活に欠かせないものですよね。
筋力アップよりも大切なことは、会話を楽しむことだと教えていただきました。
たくさん会話をして、コミュニケーションをしていこうと思います。
子どもに必要な療育を受けよう
グループ療育のほかにも、理学療法・作業療法・言語療法があります。
子どもに必要な療育を受けることで、苦手なことが改善されたり苦手なことを自信につなげることにも。
だれでも、苦手なことはあります。
それを改善するためにも、気になったら療育の先生に相談してみてはいかがでしょうか?
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪