8月の中頃、四男の足底装具ができました。
前から内股がひどく、病院には通っていたんですが様子観察をしている状態でした。
実は、1学期の懇談会のときに幼稚園の先生から、
「自分の足にひっかかってこけてしまうことが増えてきましたね。」
と言われました。
そのことを病院で相談すると、
「足底装具を作って様子を見ましょう。」
と言われました。
装具って固定されるイメージでしたが、実際に見た足底装具は違っていました。
今回は、足底装具について紹介しますね。
足底装具ってどんなもの?
足底装具って、あまり聞いたことがないと思います。
今回、四男が作った足底装具はこちら。
上から見たら普通の中敷きみたいですね。
横から見たらこんな感じ。
立体的になっているのがわかると思います。
足を地面につけていない状態だと土踏まずがあるのに、地面につけると足がやわらかいので土踏まずがつぶれてしまっている状態だそうです。
走るときに、四男はいつも大きな足音がします。
うるさいくらいに。
しずかに走れないのは、足の裏全体が地面についてしまうからだったみたいです。
足底装具をつけることのメリット
足底装具をつけることで、いくつかのメリットがあります。
- 足のゆがみを矯正できる
- 歩行の安定
- 偏平足の軽減
歩くときにふらつくことがあったので、足底装具をつけることで安定するそうです。
内股で歩いている時間が長かったので、筋肉が内股になるように発達してしまっていることもわかりました。
(左右の足の長さも1㎝程度違っています。)
歩き癖を直すために、作業療法士の先生に個別の療育もお願いすることにしました。
今は、グループ療育が週1回と個別で言語療育に月1回通っています。
足底装具ってどうやって使うの?
足底装具は、靴の中敷きとして使います。
もともと入っていた中敷きを外し、代わりにいれます。
ここでちょっと問題が。
足の横幅が大きめの四男は、靴選びが大変なんです。
しかも今回は足底装具が入るもの。
ここで、私が靴を選んだポイントを紹介しますね。
- 中敷きが外せるもの
- 足底装具が入るもの
- 軽いもの
- やわらかい素材のもの
- マジックでしっかり止まるもの
- かかとがしっかりしているもの
こんな感じですね。
靴屋さんの店員さん泣かせの注文でしたが、さすが店員さん!
すてきな靴を出してくださいました。
最終的に選んだ靴はこれです。
四男も気に入ってくれたのでよかったです。
もちろん、買うときは四男に履かせてみましたよ♪
足底装具を使ってみて
足底装具を使って、1週間程度経ちました。
靴を履いている間は、内股が軽減されています。
完全には治っていませんが、だいぶんましです!
四男の感想は…
いつもと違う筋肉を使うので、足が疲れやすいみたいです。
子どもなので、早く慣れてくれることを願うばかりですね。
あまり痛いようなら使用を中止しようと思ったのですが、痛みは今のところないみたいです。
足底装具のお手入れ方法
毎日使っていたら、どうしても汚れてしまうもの。
お手入れの方法は取り扱い説明書にちゃんと書いてありました!
足底装具は修理もできるみたいなので、変形や劣化したときは使用を中止して病院に来るように言われました。
足底装具の費用
足底装具は、オーダーメイドです。
そのため費用も高くなりますが、後で申請をすれば返金されるそうです。
ちなみに、四男が作った足底装具は37,937円でした。
(返金の金額は加入している保険によって変わります。)
足底装具で歩きやすく
今回は、足底装具についてみていきました。
実際に手に取ってみるまでどんなものかわかりませんでしたが、実際に使ってみて
これが正直な感想でした。
今まで、四男はよくこけてケガをしたり靴擦れをよく起こしたりしていました。
たくさん痛い思いもしたと思います。
これからは、少しでも痛い思いを軽減できればいいな…と思っています。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪