自閉症の子どもは、お風呂を嫌がることがあります。
それは、お風呂の必要性を感じていないから。
と言っても、
って答えます。
って言っても、
と答えます。
お風呂に入る意味を理解していないことと、お風呂の必要性を感じていないからだと思うけど…
ということで、私が子どもが自分からお風呂に入るようにした工夫を紹介していきますね。
お風呂は必要?
なんでお風呂が必要なのか。
はっきりとした理由があれば、入るようになると思いました。
そこで、ソーシャルスキルを教えることにしました。
ソーシャルスキルって?
はじめてソーシャルスキルという言葉を聞いた人もいるかもしれませんね。
ソーシャルスキル・・・社会で生きていくために必要な能力や、考え方のこと。(生活面・対人関係など)
自閉症の子どもは、ソーシャルスキルが育ちにくいと言われています。
うちの子たちは日常生活で必要なことを、必要性と理由を伝えながら理解できるまで教えています。
当たり前のことでも、自閉症の子はできないといわれるのはこのソーシャルスキルが関係しています。
一人では理解しにくいので、子どもに合った方法で一人一人に教えていきます。
今回はお風呂のことを紹介しましたが、手を洗うこと・服を着替えること・集団行動のルールを教える・ゲームの時間を教えるなどたくさんの種類があります。
ソーシャルスキルを会得することで、社会に出たときにみんなと同じように生活することができるようになっていきますよ。
ちなみに、私が読んだ本はこちら。
お風呂を嫌がる理由
ほかのことを教えていて、お風呂についてのソーシャルスキルを教えるのが後回しになっていた…
理由はこれですね(^-^;
そこで、7月くらいからお風呂についてのソーシャルスキルを子どもたちと話あってきました。
納得できるまで、何回も教えました。
今、子どもたちが全員納得できたか…まだ完璧ではありませんが、前よりもお風呂にスムーズに入ってくれるようにてきました。
きれいに洗えないので、私が洗うことがほとんどですが…
今はお風呂に入ってくれますが、本番はこれから。
寒くなってきたときに、ちゃんと入ってくれるかが重要です!
夏に使えるお風呂に入る理由
夏は、お風呂の必要性を教えやすい時期です。
だって、汗をかくとくさいから。
においって、目には見えないけど感じることはできます。
子どもに、自分の服や体のにおいをかいでもらいましょう。
きっとくさいと感じるはずです。
もしにおいに鈍感だった場合は、においを数値化できる機械を使ってみてもいいかもしれませんね。
お風呂に入ったあとに、同じようににおいをかいでもらいましょう。
そこですかさず、いいにおいになったね!とほめることをお忘れなく♪
これが、お風呂を嫌がらずに入れたこと・きれいになったことのお風呂での成功体験になっていきます。
毎日のスケジュールにお風呂を入れる
どうしても嫌がって入らないときは、毎日のスケジュールにお風呂を組み込んでしまいます。
これをしたら、次はお風呂。
何時になったらお風呂…
こんな感じですね。
一度習慣づくと毎日お風呂に入ることが当たり前になってきます。
根気がいるかもしれませんが、お風呂は入らないといけないものということを教えてあげましょう。
お風呂に入って気分爽快
お風呂に入ると、疲れがとれたりよく眠れるようになったりしますよね。
どんなにお風呂に入りなさい!と怒っても、納得していないので嫌々入るようになってしまいます。
成功体験をさせることは、自閉症の子どもにとってとても大切なことです。
怒って無理やりお風呂に入るより、自分から楽しんで入ってくれる方がいいですよね?
どんなことでも、必要性と理由がわかれば納得できるものです。
お風呂が少しでも楽しく入れるようになるといいですね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪