先日長男とテレビを見ているときに、たまたま自閉症の男の子が出ていたのですが…
子どもに、発達障害のことや自閉症のことをいつかは言わないと…と思っていたのですが、その時が突然訪れました。
どうしよう?
少し迷いましたが、本人に伝えることにしました。
今回は、いつかは訪れるであろう「発達障害を本人に伝える」ことについて書いてみます。
Contents
発達障害って自分で気が付くもの?

以前から長男は、
みんなはできるのに、自分だけができない。
なんで?
と、よく言っていました。
発達障害といっても、一人ひとり違うから自分では気が付かないこともあります。
長男は、周りの目を気にしたり人と違うことを恥ずかしいと思うタイプです。
周りをよく観察しているから、自分が人と違うことに気が付いたんだと思います。
(ちなみに、次男は周りのことを一切気にしないタイプ。)
もし自分で気が付かなくても、いつかは伝えよう…と思っているなら、伝える時期を決めておくといいかもしれませんね。
私の場合は、発達障害を伝える機会が急に訪れたのですが…
やっぱり、前もって準備をしていた方がいいと思います。
発達障害を伝えるときに気を付けたこと

発達障害と自閉症について教えるときに、私は2つのことに気を付けました。
自分で勝手に調べないで!
今、インターネットでなんでも調べられる時代です。
発達障害や自閉症は、まだまだ理解されていない部分がたくさんあります。
そして、いいことも悪いこともたくさん書かれています。
たまたま見たサイトで、悪いことが書かれていたら?
もし本当のことが書かれていなかったら?
やっぱりショックを受けてしまいますよね。
だから、自分で発達障害と自閉症について調べないで。と約束しました。
詳しい説明は第三者から
発達障害と自閉症についての詳しいは、療育の先生にお願いしました。
家族が伝えるのもいいと思いますが、第三者からの方が冷静に受け入れられる気がしたので…
簡単そうでむずかしい…
私が子どもたちにわかるように説明する自信がなかったのも、理由の一つです。
でも、もし人見知りが激しい子だったら?
面識のない人からの説明を聞くこと自体難しいので、家族から伝えたほうがいいかもしれませんね。
できることなら、療育の先生に意見を聞くことをおすすめします!
発達障害や自閉症のことを伝えるときのポイントも教えてもらうことができますよ(*^^*)
教えた内容は?

私がいないところで教えてもらったのですが、気になったのであとでこっそり先生に聞きました(^-^;
人はみんな違うこと。
当たり前のことですが、人はみんな違います。
髪形や服装といった目に見える違いと、性格や考え方などの目には見えない違い。
得意・不得意も人によって違いますよね。
みんなと同じじゃないと不安になる長男に、
「みんなと違ってもいいんだよ。」「得意なことや好きなことを伸ばしていけばいいんだよ。」
と教えてくれました。
大切なのは、自分を知って受け入れていくこと。
今はまだ自分を知ってく段階だから、これからゆっくり受け入れていこうね。
とも。
なんだか私もやさしい気持ちになりました♪
発達障害とうまく付き合っていくためにできること

自分が発達障害だったとわかったあとは、これまでよりも上手に付き合っていくことができると思います。
だって、今までできなくて落ち込んでいたことや人と比べることが少なくなるから。
すぐに気持ちを切り替えることはむずかしいかもしれませんが、少しは気持ちに変化が起こると思います。
そして、ここからが重要!
どうしたら発達障害とうまく付き合っていけるか。
たとえば、自分の説明書を作ってみる。
性格や得意なこと・不得意なこと、問題が起きたときにどうやってクリアしたか…
こんな自分の説明書があったら、便利だと思いませんか?
今の自分を知って、困ったことへの対処法を覚えていく。
失敗しても、何回でもチャレンジして自分で解決法を見つけていく。
それを覚えておいて、また同じ問題が起きたときの解決の糸口にする。
今まで体験したことがない事態になったとき。
これまで自分がやってきた対処法を思い出すことで、落ち着いて対処できるようになっていきます。
できることがどんどん増えると、自信につながり安心材料にもなります。
自分で記録するのがむずかしいなら、大人が記録をつけてあげましょう。
どんなに小さなことでも、それが積み重なれば大きなものになりますよ♪
発達障害もうまく付き合えば個性に

今回、発達障害・自閉症の伝え方について私の考えを書いてみました。
とてもデリケートな問題で、発達障害の子どもを持つ親なら一度は悩む問題だと思います。
「伝えること」は前向きになれる、大きな一歩。
私は、子どもたちに発達障害と自閉症のことを伝えてよかったと思っています。
自分はみんなと同じじゃなくていい。
そう聞いたときの長男の顔がすごくうれしそうで…
それだけでも、言ってよかったと思えました。
できないことをなげくよりも、出来ることを伸ばしていく。
そのために必要なきっかけの一つのように感じました。
今回も読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)